2011年11月3日木曜日

ココモン・プロジェクト・お悩みシューティング

現在担当している初級後半のコースで、日本語を使用し地域社会やそこに住む人々が抱える問題について考えるというプロジェクトをしています。具体的には、1)日本語ローカル誌に読者から寄せられた悩みに関する手紙を読み、2)クラスメートや異なるレベルの学習者と話し合い、3)アドバイスを書くというプロジェクトです。

彼らの書いたアドバイスは実際にCocoMontréalというトライリンガルのローカル誌に掲載していただいています(ネット上でもご覧になれます)。スペースの都合上、全てのアドバイスを載せることは難しく、これとは別にプロジェクトのブログを作り、そこに全てのアドバイスを載せています。学生たちは、お悩み自体が難しいのに、それを日本語で・・・なんて言いながら頑張っています。またコメントでもしていただけると励みになると思いますので、お時間がありましたら、よろしくお願いします。

昨日、第一回目のアドバイスが載った11月号が届きました。なかなか何をしているのかイメージできなかったようですが、掲載された実物を見て、ようやく実感がわいてきたようです。今回掲載されたグループはもちろんですが、掲載されなかったグループも、外国語環境のこのモントリオールで、何か日本語を使うことに意味を見出し、日本語を通し、様々なことに触れ、考え、さらには主体的、積極的に日本語学習に・・・というのは言いすぎでしょうか。

プロジェクト/コーナーのタイトルは「悩みシューティング」で、月に一度、更新していきます。



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